前回のガンプラを作ろう02ではゲートの処理について、自分の考え方と共に紹介しましたが今回は合わせ目消しについて書いていきます。
合わせ目ってどんなものか解説です
ガンプラを組み立てる時は、ランナー(パーツがついている枠)からゲート(ランナーとパーツが接している細い部分)を切りパーツを外します。外した時にできるゲートの跡を消して目立たなくしてパーツを綺麗にするのが「ゲート処理」です。
そして、パーツとパーツを合わせて組み立てていきますよね。パーツとパーツをくっつけた時にできる線を「合わせ目」と言います。
この「合わせ目」ですが最近のガンプラはパーツの分割がとても良く考えられていて目立たないようになっていたり段落ちモールド(合わせ目部分を窪ませてありモールド化している)になっていて、合わせ目消しを必要とする事が少なくなっています。
が、全くない訳ではありませんので、これを機にやり方を覚えてしまいましょう~。
合わせ目消しのやり方の前に
ガンプラを作ろう02のゲート処理の時にもいいましたが製作している本人が気にならなければやる必要はありません。こんな事を言うと身も蓋もないかもですが・・・
やらなくても誰にも怒られませんw
怒られませんがゲート処理と同じで合わせ目を消すと出来上がりが良くなりますよ!例えばショルダーアーマーの真ん中に合わせ目の線があるのとないのでは、当然ない方が見栄えがよくなります。
それと合わせ目消しに関して意外と難しいと「まろちん」は感じている事はお伝えしておきます。製作動画等を視聴していると簡単そうにやっていますがやってみると失敗続きでしたw
めげずに続けていると上手になっていきますので失敗を恐れずにやり続けると良いと思いますよ!
合わせ目消しのやり方です
一言で合わせ目消しと言ってもやり方は色々ありますが全てやった事はありません。と言うより接着剤を使ってのやり方しかやった事がないです。スミマセン・・・
なのでソノやり方の解説になりますのでソコはご了承を。
まずは、仮組をした時に合わせ目ができる部分を確認する所からです。そして、その合わせ目が消すほど自分が気になるのか確認です。
合わせ目を消すには、当然ですが時間と労力を消費しますので、「気になる」「気にならない」の確認と共に「気にしない!」の選択もアリだと思いますので!自分で気にしないを選択して、時間と労力を消費しない道を選べば楽に完成する事ができますよ♪
やり方です。必要な物は接着剤とヤスリです。
気になる→消すを選択した2つのパーツの合わさる部分の接着剤を両方のパーツに塗ります。上手にやるには合わさる面に多めに接着剤を塗りましょう。塗り漏れがあると漏れた部分の合わせ目は消えないので注意です。
自分は接着剤を塗ってから少し時間を置きます。が接着剤が完全に乾燥してしまっては失敗になりますので乾燥する前にパーツ同士をくっつけます。この時に少し力を入れて2つのパーツ暫く押さえつけます。すると接着剤を塗ってくっつけた部分から接着剤が「ムニュ」と出てきます。
この「ムニュ」っと出てこないと合わせ目が消えません。合わせ目消しの「ムニュ」はかなり大事です!「ムニュ」が出来なかった時は失敗と思って良いと思います。合わせ目消しを実行する時は「ムニュ」に全身全霊をかけましょう~
ムニュが出来たら乾燥させましょう。1日乾燥すれば大丈夫ですが自分は3時間から半日くらいで乾燥を終了してしまう事もあります。あくまで目安です。使う接着剤だったり天候だったり湿度などで乾燥時間はかわりますので、自分で「これだ」と思う乾燥時間を探してみて下さい。
ムニュが乾燥したらヤスリでムニュを削って平にしたら合わせ目が消えているか目立たなくなっているはずです!
合わせ目消しが失敗した時のリカバリーの仕方
ムニュが上手に出来なくてヤスリでムニュを削っている時に凹になってしまった時は、瞬間接着剤を使っています。凹になっている部分に瞬間接着剤を盛って凹部分を盛り上げます。
乾燥したらヤスリで削って平にすればリカバリーの完了です。
リカバリーも瞬間接着剤があれば比較的ですが簡単に可能です。瞬間接着剤を盛る時は瞬間接着剤の容器の先端から直接塗らないで使い捨ての容器等に出してから真鍮線を使うと塗る量を調節しやすいのでオススメです。
最後に「まろちん」が使っている道具の紹介です
接着剤は「タミヤセメント」です。以前は流し込みの接着剤を使っていましたが合わせ目消しで大事な大事なムニュが上手に出来ずに苦戦していたのですが流し込みタイプではない直接塗るタイプにしてから上手にムニュが出来る確率が上がりました。
ヤスリは、ゲート処理でも使っている「やすりの親父」400番800番。それとスポンジヤスリ「神ヤス」600番800番1000番。
瞬間接着剤は「ウェーブ Ⅹ3Ⅼ 低白化」を使用中+塗る為の真鍮線です。
ゲート処理と合わせ目消しで綺麗な仕上がりを目指してみてはいかがでしょう?
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