HGUC ガンキャノン 初めての全塗装

ガンプラの全塗装に初挑戦しました。管理人の「まろちん」です。全塗装をやってみた感想や失敗だと思った事。楽しかった点や苦労した点など語ってみます。失敗した事は、これから全塗装に挑戦しようと考えている方の参考にしていただけると自分と同じ失敗を防げるのではないかと思います。

 

制作キットや手順

全塗装の初挑戦に選んだキットはHGガンキャノンです。このキットを選んだ理由ですが今まで制作した事がなかった事。パーツ数が多くなかった事。色数が4色のみ。前回、制作したガンダムと並べたかった。以上が理由となります。

・まずはランナー事にパーツの切り出し。ガンキャノンはパーツ数が多くなかった事もあり最初にパーツを全てランナーから切り外しました。二度切りする為にゲートは少し残して、ニッパーを使って切っています。二度切りとは、ランナーからパーツを切り離す時にいきなりパーツぎりぎりにニッパーをいれるとパーツにテンションがかかり切り口が白化する事があるので、ゲートを少し残して切る事によって白化を防ぎます。少し残したゲートを二回目でパーツギリギリを切ります。パーツをランナーから切る時は二回切るので二度切りです。

・次に仮組みをしました。ここで合わせ目の確認や関節等で隠れないで目に見える箇所を確認。どんな色で塗装をするのか考えました。

・ゲート処理、ヒケ処理を行いました。金属ヤスリとスポンジヤスリ(600番800番1000番)を使用。処理をしながら思った事があります。最初から完璧に処理をしようとすると心が折れる確率が高いと感じました。初めてだからこそ完璧に綺麗に仕上げたいと思う方も多いと思いますが求めすぎて途中で挫折してしまうと後に続かなくなってしまいます。ゲート跡やパーティングライン、ヒケ等は気にならないならそのままでも良いと思いました。何より楽しむはずのガンプラ制作を苦しみながらやるのは違うと感じました。苦労を乗り越えた先にある達成感も否定できませんがしっかりと自分が思う最後まで制作していきたです。

・パーツ洗浄・・・と言いたい所ですがサボりました。ザルやボールを用意していませんでした。どうしたかと言うと歯ブラシで擦りメラニンスポンジで擦り終わりにしました。ベテランの人たちからしたら「え~~っ」という声が聞こえて来そうですが言い訳します。手を止めるのが怖かったんです!それと、早くエアブラシで塗装をしたかったのです!妥協する事も大切と自分に言い聞かせました。

・塗装です。まずはサーフェイサーを拭きました。外装は白サフ、関節やライフルはグレーの一般的なサフをしようしました。

・サフが乾燥したのを確認して本塗装に入りました。色をどうしようか悩みましたが調色するのはハードルが高いと感じ基本的には塗料をそのままで塗装しました。外装はキャラクターレッド、胸のダクト等はキャラクターイエロー、ライフルや関節等は焼鉄色、頭部だけは、白に少し青を混ぜて薄い水色にしました。

・墨入れ。今回は黒で墨入れしました。タミヤ墨入れ塗料ブラックをモールドに流し込みジッポーオイルではみ出した部分を拭き取りました。

・全てのパーツを組んでみました。

この後、デカールを貼ってトップコートをして終わろうとしていますがデカールとトップコートは、まだやっていません。失敗した事に衝撃を受けまして、手が止まっています。

初めての全塗装&初エアブラシでの失敗

最初から上手く出来る事は少ないですね~。全塗装を始める前にエアブラシの練習は少ししたのですが全く練習量が足りていませんでした。やりながら慣れると言う意味では苦労したかいがあったような気はしますが・・・。

最初に手間がかかったのは塗料の希釈です。

ガンプラ塗装のYouTubeをたくさん視聴して皆さん簡単に希釈していたので自分も出来るつもりになっていました~。全然ダメでした。

アブラシで塗装していると最初は、ちゃんと出来ていると思っていたのですが突然、塗料の塊がいくつも飛びちりましてまだら模様になってしまいました。その後、塗料がエアブラシから出てこなくなりました。塗料の出口を見てみると塗料が溜まっていました。部品をバラしてクリナーで洗浄したら再開できました。一安心して作業していると再び同じ症状に。

原因を考えてみて塗料が濃すぎるのではないかと思いましてベテランでもないのに目測でやっていた稀釈をスポイトを使って1:1の割合になるようにしたところ、ちゃんと塗装が出来るようになりました。その為、左足のスネ部分がまだらになってしまいました。横着しないで最初からやっておけば良かったです。

それと頭部を塗装している時に塗料が定着をしてくれない事に気づきました。これは頭部にサフを吹くのを忘れていました。外装のサフを白にしたのですがやったと勘違いしました。自分のような超初心者ではキレイに色を載せる事ができず頭部に均一に色を付ける事ができませんでした。塗装ベース(持ち手を突き刺す猫の爪とぎのような物)を塗る前に使用する物と塗った後に使用する物に分けなかったのが反省点です。

まだあります~。右肩とライフルを持つときに使うグーの右手です。

塗装する時にある程度はバラしてから始めたのですが塗装して乾燥したら右肩の動く部分が固まって動かなくなってことました。右手は、手の甲側と手のひら側をバラしてライフルを挟んで再びはめ込むことで、ライフルを持つようになっているのですが右手をバラす事が出来ない状態でした。

はい。塗料が乾いてくっついてしまっていました。右肩と右手をもっとバラしてから塗装すれば防げました。いざビームライフルを持たせようとして持てない時の悲しみ。ちょっとせつなかったです。右肩は、合わせ目があったので後ははめ加工をすればよかったのですが後はめ加工をどうすれば分からずパーツをバラさなかったのがいけなかったですね。

後で見てみたら合わせ目もちゃんと消えていなかった事が判明!これなら合わせ目を気にしないで合わせ目消しをしないで、バラして塗装したほうがマシだったと思いました。

さらにさらに!マスクをしないでの塗装です。しなくても平気でしょう~と思っていましたが間違いなくマスクをしないでのエアブラシ塗装は失敗です。自分が思っていた以上に色々と吸い込んでいたようです。塗装中に口の中に変な味を感じさらに喉に違和感が。

次回は、必ずマスクを着けようと心に誓いました。健康を害してしまったらガンプラどころではなくなってしまいます。忘れずにマスクを着用しましょう。

 

塗装をしてよかった事

失敗の事でけだは、暗くなってしまいますので良かった事もあげていきます。

塗料の希釈やエアブラシの扱いに苦労をしましたが成型色のままよりも自分で塗装をする事によって今まで以上に制作したキットに愛情が湧きました。

正直、失敗作と言えると思いますが1パーツ目より2パーツ目。さらに4、5、6個目と塗っているとだんだんとキレイに塗れていると実感できて、楽しくなっていきました。思ったより時間も手間も掛かりましたが塗装後の組み立ては、塗装する前より確実にワクワクしました。

調色は殆どしませんでしたが塗料そのままの色で塗るだけでも出来た時は、感動すらしました。40代も後半になってもまだまだワクワク出来る事があると改めて感じる事ができました。

前回、制作したガンダムは成型色をいかしたウエザリング仕上げでしたが全塗装をしてからウエザリングをするとどうなるのかという楽しみも増えました。人間、新しい事に挑戦すると今まで感じなかったことが感じられるようになると思いました。年齢を重ねると知らず知らず現状維持をしていたんだなぁと考えさせられました(自分だけかも?)。

 

いかがでしたでしょうか?今回、失敗した事をふまえて次のキットも塗装していこうと思います。

エアブラシ塗装を迷っている人でもこの記事を読む事で少しでも背中を押せたら幸いです。

次は何を作ろうかなぁ~。全塗装初心者におすすめのキット教えてもらえてら嬉しいです。

最後までお付き合いありがとうございました。では次回で。

 

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